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2008-05-09 Fri 02:06
少しだけお付き合いいただいていいですか?僕の夢。
僕の夢は、 多くの人が幸せになれない資本経済や物質主義という人工的なシステムや枠組みから離れてもなお、自由に発想し平和的、調和的に生活を成り立たせる事の出来るシステムを作る事です。 私なりの平和へのアプローチは、自然のリズムや叡智に段階的に回帰していく事です。 自然のリズムや調和から離れれば離れるほど人は病み、疲弊します。 人為的なシステムが持続可能な筈は無く、自然のシステム以上のものでない事は明らかです。 そうであったとしても現在の資本主義の枠から出ることは難しい状況です。 私の夢は資本主義を出たい人を受け入れられる「村」を作る事です。 最終的に人は生きていければ良い。 そして、その生涯が幸せであればあるほど良いのだと思います。 生きていく為に必要なものは実はそう多くなく「衣」「食」「住」を保障できる枠組みを自然の中の村に用意できるのであれば、生きる為に仕事をするという概念は減り、誰からも搾取や命令もありません。 自由な表現は保障されます。そんな村を作ります。 村に住まう人が幸せに生きて行けるモデルを示す事で、現在の資本主義、物質社会で疲弊しながら生きる人々に生き方の多様性を示す事が出来ます。 現在の資本主義、物質社会の矛盾に気が付いていない人、如何に常識に縛られ、それを当然視し、それにより誰が得をし、誰が不利益をこうむっているのかを知らせる機会を与える事になるのかもしれません。 欺瞞的な現システムをそれとして認識し、 真に豊かな人としての生を喜びの中で表現して行く「100匹目の猿」を増やして行きたいのです。 猿を増やす事が昔からずっとずっと自分のライフワークにしたかったことでした。 そのチャンスが今ここにあります。 それが出来そうな土地に私は住んでいるのです。 潤沢な資金があればより大規模に事を始められます。 潤沢な資金があるならば、 例えば、これまでお世話になってきたアジアや中東の国々の子どもたちに食料や教育を恩返しできます。 中国の砂漠に植樹もしたい。アマゾンの土地を買占めこれ以上開発させず、自然を回復させたい。 しかし、Think global, act local. まずは自分が生まれ育った、そして、世界の人が知っている富士山の麓のこの土地から 生き方の多様性やモデルを見せ付ける村を作りたいのです。 村では、四季に従い農業をします。 アウトドアツアーや自然体験学習、エコツアーを提供します。 手入れが必要な人工林を間伐し、森を綺麗にし、結果水自分たちが飲む水が綺麗になり、 間伐材を頂き家を立てます。 国産の材木が売れないから日本の山は林業従事者が減り荒れていますが、 山で生計を立てられるよう、木材の流通をアップストリームから、自前で製材所を持ち、消費者の手に届くまでの流れを作ります。 自分たちの育てたお米や野菜やハーブを使ってオーガニックレストランも作ります。 野菜も売ります。 オーガニックな物品販売もします。 ヨガスクールも持ちます。 教育機関も持てるかもしれませんし、 薬草や自然治癒、温泉、アユールベーダ、東洋医学を基本としたホリスティックな療養施設も考えられます。 資本主義から切り離された村ではなく、ひょっとすると会社で雇用されるより多くの収入を得られるシステムになる可能性を秘めています。 社会との関わりを保ちながら、村で稼げ、子どもを養育したり、自分たちの物質的豊かさを犠牲にせず、 むしろ衣食住に関してはもっと安全で体にも精神にもよい物に囲まれたより豊かな生活を送る事が可能になります。 自然の中で生活を立てていく事で、人間の都合から自然の都合を重んじるようになり、 争いより調和へ、 心を満たすものは物質より精神へとシフトしていくはずです。 清らかなバイブレーションのなかで、平和はそこに見出せます。 そのシステムが軌道に乗れば、資金の使い道は日本へ。 そして世界へ広げていけます。 村の人とわくわくしながら考えれば良いことです。 潤沢な資金でこの村の基盤をまず築く事。 それが3・4年以内に実現させる僕の夢です。 誰もが望むお金のない社会、争いのない社会、調和的な社会を 今、この状況で創造してゆくために資金は必要になります。 僕達は今、資本主義の世界に生きている。 夢や理想は行動し実現させてこそ、意味がある。 ただその到来を祈るのですか? 待つのですか? 意図しますと宣言するだけですか? アセンションというファンタジーをただひたすらに。 そして、完璧な流れの中で、 そのための資金づくりの方法に出会ったのです。 徐々にお伝えしていきますね。 もう少しだけお待ちください。 |
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2008-03-28 Fri 11:28
しばらく記事の更新が滞っていて申し訳ありません。
今週末からまた少し外出するので、さらに更新が遅れそうです。 よろしかったら8年も昔に書いた雑記がございましたので、 次の記事までの「箸休め」としてお読みいただけたらと思います。 少しだけ、この雑記に関する補足をさせてください。 2000年8月、旅の途中に暇に任せていつものように空想していたら 物語が進行していきました。 それを書き留めたものです。 肉付け一切なしのぶっきらぼうで、稚拙で完成度の高いものではなく、 お恥ずかしい内容です。 2000年8月は、精神世界に落ちる直前でした。 ですので、精神世界に関する知識などはない状態で、 感覚的にそれを掴み始めていた頃だったのかもしれません。 ちなみにタイトルの「In the Maze」はその頃から今でも身に付けている ホピ族のインディアンジュエリーのモチーフから頂きました。 Mazeは迷宮の意味ですが、子宮のニュアンスで捉えています。 それでは、よろしくお願いします。 In the Maze ここには女がいる。24歳、誰が見てもルックスはバランスが取れている。 服装はこざっぱりとシンプル。 場所はマラケシュ。 雑然と混沌が溶け合う異国、タクシードライバーとの激しい口論。女は相当疲れていた。 日本からはるか西。1年と4ヶ月かけ女はここまでやって来た。 頭は朦朧とし、もう少しで理性が女から離れる時。 「Fuckin’poor!! Such a prick!!」ののしりは数分続いた。 相手が何語をしゃべっているのかも聞こえない。 女はまくしたてる。それから1分後、女は始めて理性を脱いだ。 = = = = 女はとても背が高かった。 視線を数十度スクロールさせる。 お母さんと子どもが見えた。 女から涌き出るさくらんぼを親子はつむぎ、とびっきり完熟したひとつを頬張り、笑顔を見せた。 それを見て女も嬉しかった。 = = = = 女が人間の女だったとき、女は歳をとって死んだわけじゃなかった。 祈りの言葉もないまま、ただ内密に遺棄されたのだ。マラケシュのドライバーの小汚い手で。 無念にそれを思うまもなく女は死んだ。こうもあっさりと。 そして郊外の山に捨てられ、傍らの流れに従い滝壷で丸2日洗われた。 同じように肉体以外の部分、魂もまた洗われた。流され、打ち上げられた。 泥土の上にその体は横たわっていた。 2日間の水は女を醜く変え、張りのあった小麦色の肌はどす黒い紫に。 白くきれいに並んだ歯ももはや数本を残すのみだ。折れている歯もある。 醜い女。 魂はかろうじて女であり続けた。もはや、個体としての女はいない。 泥に溶けていく。誰にも知られず、長い長い年月をかけて。 女の魂は泥に帰化しゆく長い年月の間優しい愛撫を受ける。 バクテリアだ。時に痛くもあるが性的な悦びに近い感覚だった。 飽きることなく女はそんな感覚を楽しんで過ごした。目を閉じ、うっすら浮かぶ恥じらいと快楽の笑み。そうして女はきれいになった。豊かな栄養を含む美しい土の一部となった。 女が人間の女だったとき、女は「土」という言葉しか知らなかった。 また、土に対して、何の頓着もなかった。土はいつでも人間の下にあるものだったし、旅の途中むき出しのままの土に女はしばしばうんざりした事もあった。 「アスファルトくらい敷かなきゃ。車ちっとも進まないし。」疲れたとき女は投やりになった。 = = = = 今はどうか? 女は土になっている。 土は生命のファンダメンタルという事実に気づく。 アリもミミズも同様のことを女に伝えてきた。女を頼りにしている生命体が無限にあることを知る。 ヒトだってそうだった。 心が洗われていく。 皆が女を好きで、女もまた彼らを愛した。 愛が溢れると、女は大きくなった。広い土地となった。 心の純度・欲の減少。タイミングを見計り、内なる声が女に話しかける。 「望むものは何?」 女「ヒトが私の上にアスファルトを乗せようとしています。違う場所に。」 女は地中深くに潜り、深層に帯びる水に身をゆだね海を目指す。だいぶと長い時間を経る。 あまりの眩しさに目が開かない。 目が慣れるとそこはずっと昔、女が人間だった頃に見た風景だった。 いま女は、2回目の地中海にこころを奪われていた。 = = = = 人間のとき、女の旅は沖縄から始まり、台湾を経て上海へ。ユーラシア大陸からヨーロッパへ。西回りでネイティブアメリカンの聖地、今はアメリカと呼ばれている大陸には行けなかった。 = = = = 人間だったときの記憶が女をアラスカに導く。 女は海流に乗る。結構早い。回遊魚が女と一緒に泳ぐ。 魚は女の肌の感覚が好きで、自分の体にそれが必要なことを知っている。 女は、無償に魚のえさとなった。魚がいかに女を食べようとも、有り余る広さを女は持っていた。 女は自分から出る水泡がプクプクと水面まで上がりはじけていく様子を眺めるのを好んだ。 潮流は日本近海を通る。 女は伊豆半島を通るのをいつも楽しみにしていた。 そこは、女にとって、刺激と安らぎという相反する感情が併存し得る唯一の場所であった。 静岡という場所。過去に何かがあった筈だった。今でもくっきりと残っている記憶があった。 また富士山もその形を変えることなく美しくあった。 黒潮はアラスカには届かない。潮流は何年経ってもその流れを変えることを知らない。 「今回もアラスカには行けないわ。」 大きな地震。大きな波。パーフェクトウエーブと呼ばれるそれだ。 数メートルにも及ぶ高さを持って女にせまる。しかし女は平気だった。 ただ何処にいるかが分からないだけだ。 ベーリング海峡? このまま行けばそこに着ける。 東南アラスカ、シトカという美しい港町、そこから少し下った離島に女は流れ着いた。 女はさらに豊かな土となっていた。 見た目も質も良い土だった。今では女は島の大半にまで広がりを見せていた。 風や鳥がいろんな種を運んできた。 女にとってそれは女にやってくる友達だった。沢山のそれ達が来る。 その中には安らぎとVisionをもたらす不思議な草もあった。 その雄株はヘンプとか麻と呼ばれる繊維となり、人間をシンプルに飾る。不思議な草であった。 女は島全体の生命の母となった。 ある時から、体が痛む。雨が酸性を帯び始めている。30年、40年。女は蝕まれ弱る。 「お願いです。私を果実の木にしてください。やはり人間が強くなりすぎました。良い人間も私は知っています。その者達が私を守ってくれるでしょう。私は彼らを愛し繋がりを持つことを望みます。私はずっと昔にその感覚を知っていました。そこから始まる気がするのです。」 女の内から発せられる言葉は彼女に同意する。 「この星をも見守る生命にもなれる、、、、でも、木になりたいの?」 「しかし私は多くを望みません。シンプルに、したいと思うことをしたいの。」 対話はあっさりと完結した。 = = = = = 女はさくらんぼをつける木だった。 木の女は甘いさくらんぼや、苦いさくらんぼ、すっぱいさくらんぼをつけた。 少々むらのある、人間くさい木だった。 そんな木だったから、人は女に優しく声をかけた。 6年もすると女はとびっきりの桜の木となり、人々に様々な表情を見せた。 とびっきり甘美な実をもつけるし、美しい花も咲かせた。 = = = = = 23歳くらいの男がおばあちゃんと歩いてきた。 女は日陰を作り、実をさらに赤らめ、彼らに与えた。 この男との妙な同調。 「きっと昔に会っている筈だね。」どちらともなく心で話す。 女は「違うわ。」 男も「そうだね。」「僕、お姉ちゃん欲しかったけど、僕に姉はいなかった、、、。」 ふと、おばあちゃんに声をかけられ、男は我に帰る。2人とも優しい表情でしばらく話をしていた。 風と緑と光があたりを包み、女はその光景を飽きることなく見守った。 = = = = = 女は回想する。人間だった頃の我を。20歳そこそこで閉じた肉の体としての命を。 女は愛せる者を多く持てなかった。 欲も多分にあり、投やりになる気持ちも、刹那的な気持ちも持っていた。 女がタイを訪れたとき、誰も知らない村の長老に会った。 長老はかたくなに70年の生涯を生きていた。 知識、洗練、近代的な物なんか何も知らなかった。 政治体制も国政も経済さえも彼は知らなかった。 しかし女は、かたくなに年月を重ねてきたエルダーの重厚に魅せられた。 彼は大きく、村人は彼を尊び、彼は村の支柱だった。 彼は無欲であり、資本主義的な昇華に興味を示さず、人間としての高尚さを持つに至ったのである。 女はただ魅せられた。 = = = = = 醜い姿で土に帰るとき、女はある種の見栄を捨てた。 いつしか肉体は衰え、誰しもが若さや外見の美しさに固執する。女はこれを捨てた。 = = = = = 豊かな大地となり女は多くの愛を知る。平等に。女はおおらかな女になった。 = = = = = 木となり人を喜ばすことの美しさを知る。 花を咲かせ実をつけ、そこに生き物が集う。 男と会い、唯一絶対なつながりを感じたがそれも違った。 今、そこで女は綿々と生きている。 多くの繋がりの中で生かされている事を知り、自分は決して特別ではないことに気付き、 また、自分がこの完成された輪の重要な部分であることに気付く。 女がそうであるように、すべての生命がそうなのだ。 生命の織物の一糸。すべての欲は流れ、無為で有機な美しい生命体となった。 = = = = = 胎児だったとき女は知っていた。長い旅をし、女はそれに辿り着いた。 出口は入口を果たしただけでいい。 女は旅の途中なのだ。 |
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